商品のこだわり

味の表現方法
「熱海温泉 毒饅頭」は、初代~三代目まで、食を愛する大人の方に満足いただける味を追求した、日本初・日本発のドクダミ温泉漫頭です。甘さを抑え、お口の中でフワっとほのかに感じる草の香り、ドクダミの風味を特徴としています。社内で何度も試作を重ね、三ツ星を獲得した料理人やソムリエに味のチェックを依頼、美味しさのド真ん中を捉えたく、和・洋・中それぞれのジャンルに分けて多くの関係者にご協力をいただきました。生地に練り込んだ兵庫県産無農薬栽培のドクダミ、希少で高価な鹿児島県産と宮崎県産の本葛、北海道産の小豆100%のこし餡など、国産の食材を最大限に活かしています。こうした努力の結果、日本初のドクダミ入り温泉饅頭は、販売開始から大きな反響を得ることとなりました。売切れが続出し、製造が追いつかなくなったため、9月には一時休業し、増産体制をたて直したほどです。
日本には四季があり、食す時の気温や湿度が違います。その日のお腹の空き具合でも、感じ方が異なります。2020年にはたくさんの外国人が日本に来日して、和食・和菓子を口にします。どのような環境下でも、どんな人達にも、満足いただける美味しさを表現できるよう、徹底して気を配りながら、さらなる進化を目指してまいります。

箱の表現方法
化粧箱は和の香りただよう桐の木箱。高級家具の代名詞でもある桐を使い、三重県の匠が丁寧に手作りで仕上げた世界にひとつしかない作品です。桐1本1本の個性が活かされて、桐箱ひとつひとつの木目柄となるため、まったく同じ桐箱が世界に存在しません。また、ほとんどの蓋は別の桐箱に被せても綺麗にはまりません。ひとつの身体として顔と胴体が決まっているように、恋人や夫婦のようにパートナーが決まっています。滑らかな蓋には武田双雲氏の書を力強く印字しています。精緻なバランスで作られた、本当に美しい作品です。